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オリオスペック 2005年11月10日掲載

■はじめに

 PowerMac G5の内蔵ハードディスクとして採用されて以来、注目度が高まっている『シリアルATA』。オリオスペックでも外付けストレージとして『eSATA』を紹介している事もあり、日に日に問い合わせが増えています。今回は検証用にPowerMac G5(PCI-X)を用意して、各種インターフェイス方式による転送速度や、ハードディスクや増設カードによるベンチマークを計測してみました。

■外付けストレージ

 現在の外付けストレージ用の代表的なインターフェイスは「USB」、「FireWire」があります。「USB2.0」なら480Mbps(60MB/sec)、「FireWire800(IEEE1394b)」で800bps(100MB/sec)の最大転送があり、バックアップや作業用のデータ保管用としては十分な速度に見えます。
  ところが、動画や高解像度の写真データとなると、保存したいデータが数GBになることも珍しくなく、データの転送待ちで作業がはかどらない不満が出てくるのではないでしょうか?
  近年、急速に普及してきたシリアルATA。シリアルATAには大きく分けて1.0aと2.5規格があり、1.5Gbpsと3Gbpsの転送速度の仕様があります。実際の転送速度は150MB/secと300MB/sec(変換方式により矛盾有り)が有り、他と比較しても高速なインターフェイスであることがわかります。
  シリアルATAは内蔵用のハードディスクのイメージが強いですが、eSATAとして外付け用の規格も策定されており、標準でeSATAポートに対応するパソコン(Windows)や外付け製品も増えつつあります。
 PowerMacG5の内蔵ハードディスクはシリアルSATA(150MB/sec)で接続されています。
  強力なCPUをサポートするには足回りも重要。、2基しかハードディスクドライブを搭載できないのは不満?

■測定環境

 PowerMac G5 2.3GHz dual PCI-X(M9748J/A)を用いてテスト。OSは10.4.3。ハードウエアRAID0でのベンチマークテストでは、本体から出力されるUSB、FireWire各ポート。SATAは内蔵用のポートからeSATA 2ポートリアブラケットを用いて外部出力させています。
 ソフトウエアRAIDテスト時にはeSATA用拡張カードを増設しています。

eSATA 2ポートリアブラケット接続例

ハードウエアRAID環境は
USB、eSATA:STARDOM SOHO RAID SR3610-2S-SB2
FireWire:デンノー dTwin

SR3610-2S-SB2

dTwin


■ハードディスク
・シリアルATA Maxtor DiamondMax10 300GB
・シリアルATA Seagate Barracuda 7200.8 200GB
・シリアルATA HITACHI Deskstar HDT722516DLA380 160GB
・ATA HITACHI Deskstar HDS722516DLAT80 160GB

■ベンチマーク その1

 前置きは詳しくやると長くなってしまうので、外付けドライブによるベンチマーク結果を見ていただきましょう。USB、FireWire、eSATA、それぞれのインターフェイスを持つ外付けハードディスクケースを接続してベンチマークを計測しています。

 転送速度の比較をわかりやすくするために、すべてハードウエアRAID0(ストライピング)を構築して検証を行っています。

USB,シリアルATA:ハードディスクはシリアルATA Maxtor DiamondMax10 300GBを2台。
FireWire:ATA HITACHI Deskstar HDS722516DLAT80 160GBを2台

  表は左の縦軸32k〜16Mbyteがデータサイズ。下の横軸が、データサイズに対する転送速度になります。

■サスティン読み書き
  1秒間に何回単一ブロックを読み書きできるかを測定。キャッシュによって左右されます。
■ランダム読み書き
  2k〜16MBのデータブロックを書き込むことでドライブパフォーマンスを測定するテスト。

●USB2.0、FireWire=FireWire800、eSATA=SATA1.5Gbps






  「eSATA」が他を圧倒するベンチスコアをたたき出しています。

平均値は出しにくいので、ベンチマーク見た目の印象
USB2.0:約14MB/secでデジカメ画像を数十枚送るなら十分?
FireWire800:約45MB/sec。やっぱり速い! 動画転送も期待に応えてくれそうです
eSATA:約75MB/sec 大きなファイルも速そうで最強!?
Pick UP アップレビュー 1
その1:eSATAについて 接続方法別転送速度
その2:SerialATA別転送速度
その3:RAIDやブート、相性

Pick UP アップレビュー 2
PowerMacG5 Quad 消費電力
 
Pick UP アップレビュー 3
PowerMacG5 SATAハードディスク搭載テスト



 
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