ネットワークオーディオの足回りであるLAN接続。
UTPケーブル(メタルケーブル)での接続が一般的ですが、ここに光ファイバーケーブルを用いてみようとする試みが今静かに動き出しています。“ネットワークオーディオ機器”とLAN経由で繋がる“オーディオ用途以外のIT機器”との間の電気的結合を完全に分離させようとする「アイソレーション」がその目的なのだそうです。
ワールドワイドで見ますといち早くその分野に参入したとされる、“Sonoreブランドのオプティカル・ネットワークオーディオ機器”。ここ最近日本のマーケットでも、このブランドのウワサを耳にすることが多くなりました。
さてネットワークオーディオを取り巻く昨今のそんな空気から、2019年の大トリ、2019年12月22日(日曜日)は実験志向の強いイベントを企画してみました。題して、『 “Sonoreで光ファイバを使いこなす” ~ 「ネットワークオーディオの最新回答」 オプティカル・アイソレーション、その徹底研究』
新製品として前評判の高い Sonore opticalRendu と opticalModule を利用しながらその効果を検証しつつ、Sonoreブランドの代理店であるトップウィングサイバーサウンドグループのスタッフさんと共に「ネットワークでの音楽再生におけるオプティカル・アイソレーションのFAQ」となりそうな要素を探っていきたいと思います。そこまでやって来ている「新しいネットワークオーディオ環境の基盤」、皆さんご一緒にこのタイミングで見据えてみましょう。
ちょうどよい機会でもありますので、Sonoreブランドとも組み合わせ出来る、LANケーブルの光ファイバー化が可能なスイッチングハブも合わせてご紹介する予定です。話題の DELA S100-B-J はもちろんご用意します。既存LAN環境のアップデートに関心を寄せる皆さまも是非どうぞ。
以下、試聴予定の機器となります。(現在選定中)
・Sonore opticalRendu (新製品)
SFPポートを実装したopticalRenduは、光ファイバー化可能なネットワーク入力とUSB Audio Class2.0準拠のUSB出力を持つ製品。入力側ではLAN経由で到達したネットワークプロトコル(OpenHome/Roon RAAT等)のパケットストリームを受信、その内部でUSB Audio出力に変換し、USBポートより配下に接続されたUSB-DACに対し音楽データを出力する形で使用します。一般に「ネットワークブリッジ」と呼ばれます。Sonoreが独自開発した音楽再生専用のSonicorbitor OSで動作することが特筆すべき点だそう。
・Sonore opticalModule(新製品)
LANケーブルとして利用されているUTPケーブル(メタルケーブル)と光ファイバーケーブルの物理メディア変換を目的にした製品。具体的には、LANの入出力を”RJ45″と”光ファイバー化可能なSFP”の物理I/Fに相互変換します。Sonoreはこれをオーディオグレードに仕立てているのだそう。
・DELA S100-B-J、その他ブランドの光ファイバー化が可能なスイッチングハブ
100Mbpsポートを4系統、1000Mbpsポートを4系統、光ファイバー化可能なSFPポートを2系統搭載した、お馴染みDELAによるオーディオグレードのスイッチングハブをはじめ、SFPポートを実装したいくつかのブランドのスイッチングハブをご紹介。
イベント詳細は、以下をご覧ください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
※今回のイベントは日曜日開催で開始時間も早いです。いつものイベント開催パターンとは異なっておりますのでご留意ください。
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日程:令和元年12月22日(日) ※日曜日開催です
場所:オリオスペック イベントスペース(秋葉原)
東京都千代田区外神田2-3-6 成田ビル2F
時間:13:00~16:00 ※いつもより早いスタートです
定員:15名様程度
申し込み方法:メール( pcaudio@oliospec.com )または
お電話 03-3526-5777 にてお申し込み下さい。
※先着順にて受付とさせて頂きます。(定員になり次第受付終了となります)
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2023/11/15(水)