DDS(Diretta Direct Stream)リリースに伴う現行製品の対応状況とDDSの概要について 昨年末急遽リリースされたDirettaのDDS(Diretta Direct Stream)化に伴いDirettaご使用中の皆様には様々な疑問やご不明な点、誤解も生じてしまっている状況かと思われます。 Direttaの誕生当初からDirettaを推奨及び自社Diretta製品も販売させて頂いて来た弊社と致しましてあらためて下記の通りご案内申し上げます。今ご使用中の弊社Diretta製品に加えて他社製のDiretta対応製品に関しましてもそれぞれ対応状況をご案内させて頂いておりますのでご確認ください。本ページの情報はあくまでオリオスペックが収集した情報に基づいて記載しております。Diretta公式(開発者)発信によるものではありませんのでご留意ください。
【 当初のDirettaとDDSとの互換性について】 まずはじめに当初のDirettaとDDSは別モノと捉えて頂いた方がむしろ分かりやすいかと思います。 DDSで動作するためにはHost(送信側)とTarget(受信側)の双方がDDSに対応している必要があるからです。 例えばHostとしてIODATA社製Soundgenic(DDS対応予定なし)を使用されているお客様は最新のDDS対応のTargetに接続した場合でもDDSでは動作せず当初のDiretta(DDS非対応)で動作することになります。DDS非対応なだけで決してDirettaで鳴らなくなる訳ではないので誤解のなきようお願い致します。
【 DDS(Diretta Direct Stream)動作条件】 1、HostとTargetが共にDDS対応バージョンであること。 どちらか一方でも非対応バージョンの場合はDDSではなく今まで通りのモードで動作します。DDS動作対応イメージ HostがWindowsPCの場合の例
HostがIODATA fidataとsoundgenicの場合の例 TargetがDDS対応、非対応問わずDDSには対応せず今まで通りのDirettaで動作します。
最新(2026.01現在)Windows Host Driver:OLIOSPEC_ASIOdriver_3_148_7 最新(2026.01現在)Target ファームウエアバージョン:6_147_30
アップデートの方法はこちら をご参照ください。https://www.oliospec.com/blog/?p=4267
2、HostがWindowsPCの場合pcapのインストールが必要です。 通常OSはSocketを使ってネットワークパケットの送受信しますがDDSはUDPでもTCPでもなくIPパケットではないのでWindowsではOS標準のSocketで送ることが出来ません。そのためWindowsの場合pcapを使って送りますが、標準で実装されていないので追加でインストールが必要になります。
下記よりダウンロードしてインストールしてください。https://npcap.com/#download
ここの Npcap 1.86 installer をインストールしてください。
pcapの詳細は下記をご参照ください。https://ja.wikipedia.org/wiki/Pcap
【 オリオスペック製Diretta製品のDDS対応状況について 】 弊社にて販売させて頂いたDiretta Target製品に関しましては基本的に全てファームウエアアップデートによりDDS対応になります。但し一部機種に関しましては更なるアップデートは終了となります。該当機種に関しましては 買換えキャンペーン(14,000円OFF)を実施しております ので今後もDirettaを継続してご使用をご検討のお客様は是非ご利用頂ければ幸いです。
■ Diretta Target製品 ■
上記の全機種はOLIOSPEC_ASIOdriver_3_147_x以降のドライバーでファームウエアバージョンを6_147_x以上にアップデートすることで全機種対応可能です。 最新ドライバーはこちらからダウンロードできます。 Windows Host Driver:OLIOSPEC_ASIOdriver_3_148_7
アップデートの方法はこちら をご参照ください。https://www.oliospec.com/blog/?p=4267
■ Diretta Host製品 ■
弊社にて販売させて頂いたDiretta Host製品に関しましては基本的に全てファームウエアアップデートによりDDS対応になります。但し機種によってアップデート方法が異なりますのでご注意ください。
弊社オーディオPC canarinoシリーズなどWindowsPC
DDS対応済 最新のDiretta ASIO Driveをインストールして頂ければDDS対応となります。 最新ドライバーは下記よりダウンロード出来ます。OLIOSPEC_ASIOdriver_3_148_7 今後もアップデート継続
Roon Diretta output repeater for Nucleus and Mac(終売品)
Windowsベースのため最新ドライバーのインストールでDDS対応 この機種はwindowsで動作しておりますのでディスプレーとキーボードマウスを接続して頂き 最新のDiretta ASIO Driverをインストールして頂くことで常に最新となります。 今後もアップデート継続
Canarino Bridge RDOR(終売品)
最新ファームにアップデートによりDDS対応 Diretta ASIO Driverからオンラインアップデートが可能です。
アップデートの方法はこちら をご参照ください。https://www.oliospec.com/blog/?p=4267 今後もアップデート継続
RDOR Pi(現行品)
DDS対応済 既にDDS対応済ですのでそのままご使用ください。アップデートにはSDカードへのプログラム 書き換えが必要になりますので大幅なアップデートがあった場合には別途ご案内させて頂きます。 今後もアップデート継続
上記機種は全てアップデート可能ですがアップデート方法が全て異なります。
【 他社製Diretta製品のDDS対応状況について 】
■ Diretta Target製品 ■
SOtM sMS-200 Neo(現行品) SOtM sMS-200 Ultra Neo(現行品) 最新ファームにアップデートによりDDS対応予定(メーカーSNSにて告知有り) アップデート継続予定
SPEC RMP-UB1(現行品) SPEC RMP-UB1SFP(現行品) 最新ファームにアップデートによりDDS対応 アップデート継続
SFORZATO Diretta対応全機種(現行品) 現行のファームウエアのまま継続 今後のDirettaのアップデート予定なし買換えキャンペーン実施中です。 弊社Diretta Target Pi2をご使用頂きSFORZATOにUSB接続して頂ければDDS対応となります。 DDSには対応はしませんがHostがDDS対応でも非対応でも今まで通りDiretta転送は可能です
SOULNOTE Z-3(現行品) 現行のファームウエアのまま継続 今後のDirettaのアップデート予定なし買換えキャンペーン実施中です。 弊社Diretta Target Pi2をご使用頂きZ-3にUSB接続して頂ければDDS対応となります。 DDSには対応はしませんがHostがDDS対応でも非対応でも今まで通りDiretta転送は可能です
Direttaのアップデート予定なしの機種に関しましては各メーカー判断によるため残念ながらこちらではどうしようもないことをご理解頂ければ幸いです。今後のHostアップデートにより何らかの不具合が出る可能性がございますが、Diretta開発者とも協力して極力接続は維持出来るよう努めて参ります。 ■ Diretta Host製品 ■
SOtM sMS-200 Neo(現行品) SOtM sMS-200 Ultra Neo(現行品) SOtM sMS-2000(現行品) 最新ファームにアップデートによりDDS対応予定(メーカーSNSにて告知有り) アップデート継続予定
I・O DATA fidataシリーズ
現行のファームウエアのまま継続 今後のDirettaのアップデート予定なし DDSには対応はしませんがTargetがDDS対応でも非対応でも今まで通りDiretta転送は可能です
I・O DATA Soundgenicシリーズ
現行のファームウエアのまま継続 今後のDirettaのアップデート予定なし DDSには対応はしませんがTargetがDDS対応でも非対応でも今まで通りDiretta転送は可能です
Direttaのアップデート予定なしの機種に関しましては各メーカー判断によるのため残念ながらこちらではどうしようもないことをご理解頂ければ幸いです。今後のTargetアップデートにより何らかの不具合が出る可能性がございますが、Diretta開発者とも協力して極力接続は維持出来るよう努めて参ります。
【 あらためてDDS(Diretta Direct Stream)とは】
Direttaは可能な限りTargetの処理を減らすことがコンセプトです。 アナログなどの他の機能に影響せず、好みを除いて音が悪化しない限り不要な処理の削減と最適化を常に進めています。 アルゴリズム的にアーキテクチャ的にペリフェラル的に最適化する方向でしか変更していません。 今回のDDS(Diretta Direct Stream)化もそのコンセプトのもと辿り着いた結果です。(新しく処理を追加しているので今までの最適化とは若干異なります)実は基本的には他の制御系は変えおらずIPパケットと処理系等を分離してそれらの制御制限下から脱却するためIPヘッダを取っ払った(IPレス化)だけです。IPレスとは簡単に言えば宛先の住所表記不要で郵便番号三桁のみで届くようになった感じ。送るののも受け取るのも楽になったようなイメージです。
EthernetでIPかどうかv4かv6かどうかもEtherTypeという識別子で判断されてEthernetFrameに乗っかるのでこのTypeを取得できればIP使わずに自前の通信を構築できます。結局1:1でかつUDP(User Datagram Protocol)のようにパケット抜けの補正を持たない通信をローカルで使う場合IP自体に意味がありません。ですからそこを取り払っても同じ通信を構築出来ます。これにより様々な不要な処理が減りネットワーク通信における冗長な部分を削減出来ます。 インターネットでの通信が問題ということではなくそのために必要な部分もあり、ですがとても限定した使い方しかしないDirettaの場合そこのオーバーヘッドや冗長な処理を削減した結果がIPを使わないという結論になりました。 DDS(Diretta Direct Stream)は新しくIPに変わるプロトコル作成することでこれら冗長な部分を無くし、直接EthernetFrameをDirettaで"Direat"に処理を行います、EthernetFrameを直接ハンドリングすることになるのでDiretta Direct なのです。DDSによりネットワークパケットは純粋にAudio Streamで満たされることになります。
それによりHeaderが2Byteになります(この2Byteは最低限のコントロールです) EthernetFrameIIのHeaderサイズ14Byteに2Byteを加算すると64bitアライメントの位置にオーディオデータが存在し、そのあとの処理においてCPUアーキテクチャに最適化されます。
DDS(Diretta Direct Stream)の主な特徴
・UDP(Internet Protocol)をLink Localとして使うことの冗長な処理の問題を解消 ・IPをDDSへ置き換えることで、IPv4/IPv6のメリットとデメリットの根本的な解消 ・接続のための認証などには引き続き接続性のメリットからIPv6/UDPが利用されます