WAP搭載PWMアンプ
WMiniAMPは単なる小型アンプではありません。
ポテンシャルを引き出すのが難しいブックシェルフスピーカーでも最高の音を引き出すフルデジタルアンプです。
バランス回路と称するアンプでも、真のバランス回路を搭載するアンプはそれほど多くありません。
Waversa SystemsのWMiniAMPは、真のバランス回路設計にWAPを搭載する唯一のアンプです。
※ボリューム調整や入力切替には別売りの専用赤外線リモコンが必要となります。
「
WaversaSystems WminiRemote」
Full Digital Amplifier
Dクラスアンプをデジタルアンプとも言いますが、クラスDはDigitalのDではなく、増幅方式がA、B、AB、C、D、E、F、Gクラスといった順番で付けられたDです。
Dクラスアンプはアナログ信号をPWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)で増幅する方式です。
WMiniAMPはアナログ信号をADコンバーターでデジタル信号(PCM:Pulse Code Modulation、24Bit/176.4kHz)に変換し、Waversa Systems社の独自技術”WAP(Waversa Audio Processor)チップ”によって入念に研究された要素に対する処理を行い、PWMを行い、ローパスフィルターを経てアナログ音声信号を出力する方式で、新しい概念のデジタルアンプです。
Wminiシリーズのプリメインアンプ
WMiniDACと同じく、電源ボタン、LEDパネルのシンプルに統一されたデザインのプリメインアンプがWMiniAMPです。
音量調整は別売りのWminiRemoteを使います。
バランス入力対応
同軸デジタル、RCAアンバランス、XLRバランスの3入力に対応します。
入力切換はWminiRemoteで行います。
WAP搭載プリメインアンプ
・フルバランス回路
・WAP搭載デジタルアンプ(WAP Level3)
・強力な駆動力と繊細な音楽性
・アナログ増幅素子の限界を克服し信号損失まで補正
・Class Dアンプの短所を克服し正確なSAW信号で緻密なサウンドを再現
・24Bit/176.4kHzでAD変換処理
・24Bit/705.6kHz内部処理
デジタルアンプは、アナログ信号をADコンバーターによってPCMデジタル信号に変換した上で、このデジタル信号(0/1)を再びPWMを行い、ローパスフィルターを経て増幅する方式です。
PWMは自主的にクロックを持っていないため、時間軸が揺れている信号です。
従来のClass Dアンプが持ったPWM信号の不正確さ
一般的なClass Dアンプは基準となるクロックがなく、PWM信号の間隔が非常に不正確です。
また、PWMを作成するために使用されるトライアングルウェーブ発振器で、正確なSaw(波形)を作ることができないという欠点があります。
このような短所を完全に補完するため、WAPはデジタル信号(0/1)の間隔をクロックによって均一にし、正確なSaw波形の信号を生成する、これまで存在しなかった新しい技術を搭載しています。
アナログ入力でAD変換を経て、PCMにデジタル化された信号をWaversa Systemsの技術であるWAPによって完璧に計算処理し、電源など外部ノイズまでを数値化して除去してしまう新技術で構成しました。
アナログ増幅素子の限界を克服したデジタル
アナログ増幅方式は素子が持つ増幅カーブをそのまま反映するために理想的な増幅ができません。
これを補完するための処理が必要で、ローパスフィルターやハイパスフィルターを追加し、全帯域でフラットな特性を追求しても完璧なリニアリティ、直線性を確保できません。
アナログ増幅素子の低域増幅
従来のアナログアンプ(Class A、B、AB)が持つ短所の中で最も大きいのは低域のブーストです。上のグラフで線を見ると一直線に見えても、更に拡大してみると、真っ直ぐの直線では無い部分があります。これが低域ブーストされた部分で、一般的にこれを解決するために、ローパス/ハイパスフィルターを使います。
WAP(Waversa Audio Processor)の信号損失補正
Waversa SystemsはWAPチップの数学的な計算処理によって損失がないリニアなサウンドを出力します。
これは既存のアナログ素子が持つ限界を完全に克服した新しい概念のデジタルアンプです。